「いつかつかう」を「いつもつかう」に

組み立てて懐中電灯を入れることで、懐中電灯の直線的な光をランタンの柔らかな光にできる照明キット。組立てて懐中電灯を入れる事で光を拡散させることができます。「避難時に防災バッグに入れて持ち運べる携帯性」と「飾りたくなるデザイン性」を兼ね備え、日常のあかりとしても、災害時のあかりとしても活用できます。

替えがきくことで不測の事態にも対応

「ひとつしかないものが電池切れや故障で使えなくなるとどうしよう」と不安な夜を過ごした経験を元に、複数備えている家庭の多い懐中電灯をランタンに変えられることで、非常時にあかりが必要な時に臨機応変に対処できます。

デザイナー自らの避難体験から開発

多くの人が集まる避難所では特に夜間、懐中電灯の光ではまぶしく、ランタンのようなあかりが必要でした。また、避難所では一つしか使えなくなる不安を感じたことから、懐中電灯を組み立て式のランタンに差し替えて使うというアイデアに至り、かつデザイン性を高め日頃から使える商品にすることで、いざという時にも役立つ、いつも共にあるあかりの防災を実現しました。開発に当たっては、60年間で培われた段ボール加工技術とノウハウを持つ東京都の町工場とコラボレーションし、東京都主催の2019年度東京ビジネスデザインアワード優秀賞を受賞。