熱中症リスクを事前に察知する

暑熱下のリスクを検知して、熱中症になる前にアラームとLEDでお知らせします。シンプルな腕時計型のウェアラブルデバイスを腕に装着するだけで、深部体温の上昇を検知します。深部体温とは、外環境の影響を受けやすい「皮膚温」とは違い、脳や臓器など体の中心の機能を守るために一定に保たれる体温です。カナリアは、身体の熱の産出と放散を検知する独自の特許取得技術「熱ごもりセンサー®」を搭載し、外気温の影響に左右されず、深部体温の上昇の検知を可能にしました。

世界7カ国で行われた実証実験で証明された効果

2019年夏「熱中対策ウォッチ カナリア™」を用いて、日本を含む世界7カ国で大規模な実証実験を行いました。「熱中症を未然に防ぐことができるか」というテーマのもと、中高大学生の部活動や暑熱下の労働者、高齢者などの幅広い被験者を対象に、多種多様な状況下で実証実験を行いました。約4,000名の被験者に対し、アラームは180件作動し、結果として熱中症になった人は1人もいませんでした。アラームを確認した被験者が、自ら水分補給や涼しい場所で休むといった行動を起こしたことで熱中症を発症するに至らなかったのです。

充電不要、説明不要、メンテ不要

カナリアは、ワンシーズン使い切りというコンセプトで、3〜4カ月連続使用できるため充電する手間はありません。また、Wi-FiやBluetoothなどの通信接続機能はあえて搭載せず、機械操作に慣れていない方でも直感的に使用可能です。シンプルかつ防水・堅牢なつくりで、手入れをする必要すらなく、過酷な現場でも活躍します。こうしたことから、カナリアは多くの企業様に支持され、導入実績は2,000社以上に上ります。