宇宙に熱を逃がすという発想

直射日光下において、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却素材です。

地球温暖化対策、省エネ・冷却快適商材として活用

「SPACECOOL」は、直射日光が当たった状態で素材の表面温度が外気温より最大約6℃低くなったことを確認済み。地球温暖化対策、省エネおよび冷却快適商材としての活用が期待されます。フィルムと帆布の2種類の製品が開発済であり、大阪ガスが出資するSPACECOOLが製造・販売を手掛けます。

災害時のテントなどへの適用に期待

万博のパビリオンなどのほか、災害時に同素材を用いたテントを使用すると、被災者やボランティアの熱中症を緩和することや、空調エネルギーの削減が可能で、様々な用途への適用が期待されます。